2019年4月24日水曜日

「この夢(願い)は叶いますか?」という本質 --- 黒と白とグレーゾーン

 
私達はずっと、目の前で起きているこの地球生活が真実・リアルであると信じています(信じてきました)。
 
その世界の中で、
「この夢(願い事)は叶いますか?/叶うでしょうか?」
---- という問いは、おそらく、誰もが過去に考えたことがあるのではないかと思います。

そのように問いかけたり願ったりするということとは、ワンネス的な視点で捉えるなら、一体どういうことなのか。。。ということについて、今回綴ってみたいと思います。


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最初に申し上げると、これから書くことは、もしかしたら受け入れがたいかもしれませんし、文章の日本語としては理解できるけれど 実際の自分の心の反応として 抵抗を感じる/素直に納得できない...かもしれません。
もしくは、膝を打つように ハッと腑に落ちるかもしれません。

ワンネスを学び始めた当初、今までずっと  一般的にはこの世の常識だと思われていた感覚や考え方から、ワンネスの世界ではどういうことか と考えなおしたり/置き換えてみたりしたときに、明らかに180度異なる視点からどうやって移行していくのか・納得できるのか、さっぱりわかりませんでした。
「一体、じゃあ、この世でどうしたらいいの?」 ということばかりだったように思います。

幻想の世界から、一気に真実の世界に移行することは、原則ありえません。

知識だけではなく、学びと経験を通じて、少しずつ変化していくものなんだと、やっと体感として理解しつつあるように思います。

色で例えるならば、黒色が一気に真っ白にはならないのです。
黒色に、少しずつ白が混ざっていくと、少しずつグレーになります。
黒に近い濃いグレーも、白の分量が増えれば、白に近い薄いグレーになっていきます。
このグレーゾーンを通過して、時折 白の分量が多く投入されたりもして(=その人にとって大きな気づきを得たりして)、白に近づいていく・・・・ようなイメージです。
そして、このグレーゾーン(黒と白の合間・中間としてのグレー、そして曖昧な領域としてのグレーゾーン)は、もちろん人それぞれですが、それなりの経過が必要になってくる・・・・のであります。


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さて、冒頭の、「この夢(願い事)は叶いますか?/叶うでしょうか?」ということの本質についてです。

幻想世界で、そのように問いかけたり願ったりするということは、幻想・夢の世界の枠組みの中で、叶うか叶わないのか?ということにフォーカスしてしまっています。
つまり、夢の世界であるべきなのに、夢の世界をリアルにしてしまっている ということです。
(夢の世界で起こっていることが真実である、というのが前提になってしまっています。)

夢の世界というのは、自我/エゴも存在する世界のことです。

自我/エゴというのは、私達に多くを求めさせておきながら、最終的には決して与えないという性質をもっています。
何故なら、神から分離した私達は罪深き存在なので、願いを叶えるのに値しない存在である と私達をみなしているからです。
何かが叶わないのなら、それを満たせる他の何かを探させようとします。

仮に、何かが叶ったとしても、その満足は一時的なものであることがほとんどで、必ずまた「他の何か/より良い何か」を求めてしまいます。

(実際は、私達は神=愛を渇望しているのですが、神から分離した(と思っている)私達は 神の元へは戻れないと思っています。神はそんな私達を怒っているから酷く罰するに違いない、と私達は信じているのです。
だから、神・愛の代わりになるあらゆる もの・ことを求め続けますが、残念ながら、それに代わるものなどは無いのです。)

神から罰せられるなんて最も恐ろしいことなので、そんな神の元に戻ることなく、神・愛に代わるものを探し続ける・・・その繰り返しなのが、二元性であるこの夢の世界です。

神は怒るどころか、この夢の世界に関知さえしていないのが真実なのですが、そうではないという誤った常識がまかり通っていているのが、今の世界です;;;
夢を見ているはずが、夢であることを忘れてしまうほどに、深い眠りに入ってしまっている、とも言えます。



では次に、じゃあ、自我/エゴの存在する夢の世界の中での願い事は、諦めなくてはいけない!..んだよね?

と、思ってしまいます(思ってしまったとします)。

いきなりここで、諦めの境地に達するのなら 苦労はないのですが、その願いが真剣であればあるほど、叶えたい思いが深ければ深いほど、そうそう簡単には諦められないのが 普通 なのではないかと思います。
そして、求めても求めても、渇望は止むことはなく、その堂々巡りをしているのです。


では、ワンネスの視点で捉えるとは、どういうことでしょうか?

一なる世界は完全な世界なので、私達が願っているような個々の事の全ても、叶っている世界です。
欠けているもの、不足なものはありません。
他の誰か というのも存在せず、個というものもなく、全てが一つの存在です。

ここが、言葉で説明するのが、最も難しいところかもしれません。
何故なら、目の前に見えている世界では、それらは全く叶ってなどいないように見えているからです。
叶ってないのに、叶ってるって思うことに無理がある!---- と思うわけです。。。(^_^;;;;
それは、いたってノーマルな反応と言えます(≧▽≦)

ここが、先述の例で言った、黒色から白へ変わっていく、グレーゾーンの領域次第で、だんだん「無理がある!」と思っていた抵抗や葛藤が、和らいでくるのです✧*.+゜

夢の世界の枠組みの中で願いを叶えようとするのではなく、真の世界では すでに叶っていることを理解→体感できるように願うことにフォーカスできるかが、ポイントです。

そして、徐々に、「すでに全てがある」ということを願ったり 感じようとしていることの方が、はるかに幸せだと気づく時が来ます✧*.+゜

「この夢(願い事)は叶いますか?/叶うでしょうか?」 という問いの裏には、叶わなかったらどうしよう..的な、不安や恐れが潜んでいることに気づきます。
そうすると、そのような問い・思いを馳せること自体が、真の自分にとって、ヘルシーでない境遇だと感じるはずです。
そういう思考自体が、不自然、不健康、居心地が良くない...となります。

そして、「真には すでに全てがある」 と思う方が、自分にとってリアルに感じるのです。
これが、黒からグレーゾーンになり、徐々に白へ変化していくプロセスです *.+゜


また、「真には すでに全てがある」 というのは、個々の願いを諦めて捨てたわけではないことにお気づきでしょうか...?
夢の世界の枠組みから抜け出し、本質を見て、フォーカスすべき思考の視点・見方を変えただけなのです。



「真には すでに全てがある」と受け入れていくことを自分にとってリアルにしていけば、この夢の世界はリアルではないと意図していく・感じていくことになります。
この夢の世界がリアルでないのならば、かつて、自らにかけていたブロックや制限の数々も夢だということに気づきます。つまり、「真には すでに全てがある」世界に属す自分も、全てが備わった完全なる存在だと思えるようになるので、制限や足かせを解ける ---- というか、最初からそんなもの無かったんだよね、だってそれらはもともと夢だったんだから♪ という思いに至るでしょう☆*.+゜ 

すると、この地球生活上で肉体を使って行わなくてはならないことがあるとすれば、以前よりもブロックが外れた状態で、取り組めるようになるはずです。
もし、そうすることになっていたのであれば、そうすることによって、願いが叶う方へ近づきます。


そして、「真には すでに全てがある」と 一層深く受け入れていくと、かつて願っていた個々の願いは、夢の世界で叶うか叶わないかは、さほど問題ではなくなります。

一なる世界は、全てがもう完結した世界なので、起こるべきことは起こる(最善のことが起こったのだ)と、たとえ今 目の前ではそれが見えていなくても、そう信じれるようになり、叶っても叶わなくても、自分も世界も完全だとわかるのです。


とはいえ、私達は、この地球生活という教室の中で、学びながら我が家へ帰還するという道を辿っているので、果たすべき責任や やるべき学び・行動 を行いながら、日々を過ごしていくことに変わりはありません。
(今ここで 世捨て人になることが、必ずしもワンネスへ回帰することにはならないからです。)
目の前で起こって見える全てのことが、我が家へ帰還するための手段・材料になるので、楽しい夢や冒険も かつてより楽しむ余裕が生まれてくるのではないかと思います٩(ˊᗜˋ*)و

夢の世界をリアルにすることなく、叶うべきことは叶っていて、叶っても叶わなくても完全であることを知る道を辿ることになるでしょう。。。☆



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私にとってアンダラは、黒色の状態から、いったいどうやったら白色に変えられるの!?という疑問に対し、徐々にグレーに移行していくことを助けてくれています(*´꒳`*)

ほんの小さなひらめきやアイデアのこともあれば、衝撃的な気づきであったり、突如 体感として実感させてくれたり・・・・

その歩みは、時に、やきもきするほど遅く感じることもあったり、後退しているように思えることもあります。
時折、自分に休むことも赦しながら、それでも真実を信じて一歩一歩進んでいくと、ある時ふと、かつてのあの頃より、随分と遠くまで来たんだな~~~と思えるようなフェーズがやってきます *.+゜


お迎えすることを決意したその時から、いつもそばに居てくれるアンダラ達。。。。。

異なるカラーがたくさんあるアンダラ達ですが、いつも一貫して愛を教えてくれるメンターであり、旅のお供です。。。✧*


皆さまの旅のお供に、、、そして友でもありメンターでもある子達と、これからもご縁を繋ぐことができますように✧*



4月にご紹介した子達は、旅立ちを待っているみたいですね(*´꒳`*)
5月の入荷情報は、あと少しお待ちください。。。✧*

いつでもまた、ギャラリーや本ブログへお立ち寄りください。

4月の子達。。。揺らめくような光の中で✧*.+゜


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