2020年4月18日土曜日
他の誰か/相手 とは一体誰のことでしょうか?
(話の流れとしては、前回の記事から続いています。)
私達は当然のように、"愛と対極のもの"は 好ましくないと思っています。
好ましくないと思っているから、一なる世界から独立し分離した時に、罰せられたりすることを恐れて 一なる世界に戻ることはせずに、好ましくないもの(罪、不安や恐れ)を被ることから逃げるために 自分の世界を作ることにしました。
でも 依然として、自分が神に反することをした罪深き存在であるとは耐えがたいことだと思っています。
何とかして、罪の意識を感じずにいたいし、願わくば無罪でいたいと思います。
そこでの解決策に、自我/エゴは、こんな風に提案します。
”「他の誰か」が君の代わりになれば、君は助かるよ。
自分以外の誰か を怒り狂っている神に差し出せばいいんだ。
まずは、その人を罰してもらうんだ。”
例えば、聖書の中の世界でも、知恵の実を食べて神に咎められた時、アダムはイヴのせいにし、イヴは蛇のせいにしました。
また、スケープゴートscapegoatは、人民の罪を負わされたヤギのこととして知られていますが、これは他人の罪を負う者・負わせること/身代わり/生贄 のこという意味合いでもあります。
自分が罪から逃れるのには、「他の誰か(何か)」を身代わりにするのが有効だと考えているのです。
⍋ *
誰かに罪を擦り付けて(誰かを身代わりにしたり攻撃することによって)、自分は悪くない/自分より罪深い他の誰かが存在する/自分はその人よりかはマシだ...などと、私達はそうした手段を使って自らを防御しています。
昨今のインターネットの世界でも、「他の誰か」をやり玉に挙げたりして叩く、というような風潮がみられますよね。
面識すらない他の誰かも、身近な他の誰かでも、こうした背景の根本も、
- 自分はこの人よりかは善人だが、この人はこんなにも酷い悪人だ
- 自分はこの人のせいで、こんなに被害を受けた
- こんなに罪深いことをしたこの人は、非難を浴びたり 罰を受けるのは当然の報いだ
などなどと、この世的 正論の名のもとに、相手を攻撃する姿が、世界には垣間見られます。
このようにしたい欲求に駆られる or こうすることが正当だと信じる根源は、自分が一なるもの/愛/神から分離して「個」になった時の罪悪感を打ち消すために行われているのです。
通常の私達は、こうした記憶からはかけ離れた深い夢の中にいるので、もはや顕在的な記憶はなく、無意識下にしまわれた記憶なのですが。。。。
だから通常の私達は、自分を苦しめるような相手や、受け入れがたいタイプの人が出現すると、
自分は 百歩譲っても、この人とは違う。
自分は、この人のような人間ではない。
---- と、優劣の差もつけたりしながら 反論したくなり、生理的にも受け入れがたいと感じたりします。。。
「他の誰か」を非難・攻撃できると思っているのは、分離の世界の為せる業です。
前回の記事で、太文字にした箇所がありました。
【 一なる世界/愛/ワンネスという真の世界では、「それ以外」というものは、最初から存在し得ない 】
---- と書いています。
ここの「それ以外」というのは、「他の誰か」とも言い換えられるのは おわかりでしょうか。。。?
「他の誰か」などとは、地球生活の中で実際にいるように見えたとしても、真には存在していません。
そもそも、この地球生活で見えたり感じたりすること自体が、私達が一なる世界/愛/神から分離してでっち上げた幻想の世界なのです。
全ては、内的状況(心)が外的映像となった(投影された)だけなので、だから相手は自分なのです。
したがって、さらに一歩踏み込んでいくと。。。。
「相手=自分」ということは、「相手をどのように見ているか/評価しているかが、自分自身をどのように見ているか/評価しているか」ということになります。← これは、とっても重要☆
相手を 憎んだり非難したりする ということは、自分自身を 憎んだり非難している ということと同じになるのです。
例え、口に出したり態度に表さなくても、「この人 嫌な人だな~」と心の中で思ったということは、自分自身をも「嫌な存在」だと思っているということです(>_<)
無意識下まで遡って、一なる世界から独立することにして分離した自分は「嫌な存在」である、と心は認識することになるのです。
(そしてそれが外側の世界に投影されて、このサイクルが ずっとずっと何度も何度も続いて、自分を困らす「嫌な存在」が、事あるごとに何度でも現れる..というわけです。愛以外のものが存在していれば、自我/エゴは安泰なので、このサイクルを望み続ける...というわけです。)
相手の罪深さゆえに、赦すことをしないのではれば、自分自身も赦されることはないということになります(T-T)
でも、誰かを差し出さなければ、自分が罰せられる時が来ると信じているので、スケープゴートとなるものを見つけた時に、それを非難し、自らを防御することを止められないでいるのが、この世界で起こっていることなのです。。。(T-T)
---- でも でも でも!
ここでやっと、朗報です(≧▽≦)
このロジックを使って、形勢を逆転することができるのであります(T▽T)*.+゜
相手のこの世のカタチの上での悪しき事は 真には起こっておらず(私達は分離が存在する幻想の世界の夢を見ているので)、この人も真には一なる愛の存在なんだ✧* という この世のカタチを超えた視点で相手を見ることができて 相手を赦すことができた時、それは、自分自身を赦す・赦されることとイコールになります *.+゜
相手が赦された存在=自分も赦された存在 *.+゜
相手が愛=自分も愛 です。
自分はこんなにも愛を体現しようとしている良い人間だけれども、相手はあんな・こんな酷いことをしているから悪い人 ---- という図式は、一なる世界では 成り立ちません。
一なる世界/愛/ワンネスには、愛しかないので、愛以外の選択肢はありません。
曖昧さすらありません。
99%は愛だけど、1%だけ悪、というのはNGなのです(≧▽≦;;;
言い訳ができないほどに厳しいのですが、この上なくシンプルであることがわかります。
「そんなこと言ってもねぇ~~;;;;」
と妥協を見出そうとしたり、例外を設けたい欲求に駆られるのは、全て自我/エゴの策略です。
自我/エゴは、分離した「個」のままでいたいと願っています。
(一なる世界/愛/ワンネスに帰還してしまえば、自分は消えてなくなり、自らの死を意味するので。)
個のままでいるには、分離の概念が存在する世界に留まらなくてはなりません。
そのために、不安や恐れ・罪の意識も 嫌な存在/他の誰かも 実在させ続けようとします。
そして時々、旨味のある"愛"などをちらつかせながら、私達が真実から目覚めないように仕向けているのです。
他の誰か/相手 とは一体誰のことでしょう?
---- この疑問の答えとその意味深さが、今回の記事で明確になれば幸いです。。。☆
「嫌悪感を抱くような相手も愛の存在として見る必要があるのはわかったけど、一体どうやったらそんなことができるのかしら?」 ---- と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうした内容についても、次回以降 触れていければ...と思っています(*´꒳`*)b
⍋.⍋.⍋ * ⍋.⍋.⍋ *
さてさて。。。次なる新作でスタンバイ中のもう一人の子は、下記お写真のピンキーピンクアンダラ。。。少し久しぶりの登場です✧*.+゜
↑内包した光が、石全体に行き渡って反射している姿を捉えたものです✧*.+゜
なんだか、このまま違う次元に飛んでいってしまいそうな...(≧▽≦)
ピンクアンダラは、私達のハートに働きかける 無条件の愛や、赦しや受容という、我が家=愛/ワンネスへの帰還のための不可欠なエッセンスがメイン要素となるアンダラです。
アンダラを好む全ての人に、是非一つは持っていただきたいカラーのひとつ。。。( *´艸`)♡*.+゜
愛の思考に基づいた選択ができるようにも、サポートしてくれます✧*
先日の記事の最後のほうにお載せしたティールアクアブルーの子と共に、来週末あたりのupを予定しています。
新作情報は、また後日(*´꒳`*)/
ピンクアンダラに関する ブログ記事:
● ピンクアンダラを持って頂きたい理由
● ピンクアンダラとダスティ系etcその他のピンク色アンダラの違い
● ピンク+コバルトブルーアンダラの恩恵(コラボヒーリング)
● シエラ産 ピンクアンダラの恩恵
● シエラ産 ピンクアンダラの恩恵 [2]
下記もご参考まで。。。
対人関係について触れているブログ記事:
● 「相手は自分・私達は一つ」であるというワンネスと因果応報
- THE JOURNEY HOME
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グリーン系のアンダラは、クリスタル好きな繊細なエネルギーを持つ方々にとって、【予防】と【ケア】のサポートをしてくれるので、この世界に順応していく日々の実用性から考えてオススメであることは 過日のブログ にて書きました。 次に もう一つ、持って頂きたいカラーを挙げるとし...
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今回は、私のアンダラの使い方をご紹介したいと思います。 ご自身がやりやすいように、自分流にアレンジしてみても良いと思います。 ①瞑想の友として 一番のメインの使い方は、瞑想時に握っています。 アンダラを手にする前までは、他のクリスタルでもそうやって使ってました。 私の感覚...
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こちらのブログでは、私のアンダラ体験談を時折アップしていきたいと思います。 初回は、シエラネバダ産のピンクアンダラについてです。 *-----*-----*-----* 2017年 年明け、新春第一弾でお迎えしたアンダラは、シエラ産の濃いめピンクのアンダラで...